シドニー29日-Carmel Tebbutt(カーメル・テバット)NSW州教育相は、新法律の導入により、教育当局は公立学校で深刻な暴力行為をはたらいた生徒を、生徒の保護者の同意なしに他の教育機関に送還する権利を有することになる予定だとした。
Andrew Cappie-Wood(アンドリュー・キャピー・ウッド)教育事務局長は、暴力的な生徒をその他の教育機関に送還する権限を有するになる。また、同新法律により、子供を学校へ通わせることを拒否する保護者を起訴することが容易になる。
テバット氏は報道陣に対し、「現在、生徒の入学を拒否することはできるが、在学中の生徒をその他の教育機関に直接送還することはできない」とし、「今後、このような生徒たちが、より適切な教育環境の下で確実に教育を受けることができるようにしたい」と語った。