ブリスベン 7日 - オーストラリアへの海外からの旅行者に関する最新の調査結果によると、海外からの旅行者は、より長く滞在し、より多くのお金をオーストラリアで費やしている。
IVS(International Visitor Survey:海外旅行者調査)と呼ばれる同調査の2006年第2四半期(4月―6月)の報告では、昨年の同時期と比較し、海外からオーストラリアへの旅行者数は僅か1%しか増加しなかったが、滞在日数は12%、そして滞在中に費やしたお金は10%と増加した。
Matthew Hingerty(マシュー・ヒンジェティ)豪旅行業輸出協会代表は、「海外からの旅行者は平均して一人当たり2574ドルをオーストラリア経済に落としていったことになる。昨年同時期と比べ約200ドルもの増加だ。これを年間の海外からの旅行者数約500万人で掛けてみると、これはオーストラリア経済にとって、かなり大きな貢献となる。」と語った。
オーストラリアへの海外からの旅行者の中では、イギリスからの旅行客が最もオーストラリア経済へ貢献しており、平均して33泊の滞在日数を記録した。