ホバート 12日 - 険しい地形の広がるタスマニア州北西部で、10日(日)の夜から行方不明になっていた日本人学生(21歳、男性)が、12日朝8時30分(豪東海岸標準時間)頃、無事発見された。
同地域では、週末、夜の気温は氷点下に下がり、同男性は凍える2夜を生き延びた。
同学生は失踪当時、12人の大学の仲間とRosebery(ローズベリー)近郊のTullah(ツーラ)西部でキャンプをしていた。
警察当局は、同男性が酔っ払ったまま用を足しに行こうとキャンプ場を離れ、ふらふら歩いている間に行方不明になったものと見ている。
11日3時頃、警察に通報があったが日没で一旦捜索活動が中止され、12日朝、日の出とともに再開された。
赤外線探査器搭載の捜索ヘリコプターによって、同男性は発見された。