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2015年までに、全てのアボリジニ人を貧困から救出

キャンベラ 13日 - オーストラリア教会連合は、2015年までに全てのアボリジニ人を貧困から救出するという大きな目標を掲げた。同連合は、この目標が達成可能とは信じていないが、目標を掲げることが重要だという。

シドニーにあるNational Aboriginal and Torres Strait Islander Ecumenical Commision(全国アボリジ二人及びトレスストレイト諸島民全般委員会)総事務長のGraeme Mundine(グラエム・マンディン)氏は、「オーストラリア国内で、原住民問題は正しく対処されていない。原住民達の現状は、オーストラリアの恥だ。」と語った。

70%のアボリジニ人及びトレスストレイト諸島民は65歳前に死亡している。それ以外のオーストラリア人では、その割合は僅か20%。これら原住民達の乳幼児及び子供の死亡率は、それ以外のオーストラリア人の平均と比べ約3倍。原住民達の死亡原因は心血管疾患が最も多く、続いて糖尿病、呼吸器系失陥、けが、そして癌となっている。

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