メルボルン18日-オーストアリア人の61%が、アルコールの摂取がガンの発症リスクを増加させることを認識していないことが、新調査で明らかになった。
救世軍が1ヶ月前に実施した調査によると、14歳から17歳の少女の16%と、18歳から24歳の女性の41%が、1回に少なくとも7杯のアルコールを摂取することを認めており、10代の少女と若年女性のアルコール摂取量が危険視されている。
World Cancer Research Fund(世界ガン研究基金)では、少量のアルコールでも結腸直腸ガンや乳ガンなどの発症を誘発するリスクがあるとしている。救世軍は18日、アルコールの過剰摂取の危険性と、アルコールとガンとの関連性について警告する新キャンペーンを実施する予定。アルコールの過剰摂取が原因で毎年3000人が死亡、推定6万5000人が入院をしたという。