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インドネシア、麻薬密輸者の天国 中国、新たな薬物提供国

シドニー19日-インドネシアは、オーストラリアへのヘロイン、コカイン、アンフェタミンの密輸の中間地点としての役割を果たしている。

オーストラリアン紙は、連邦政府のAustralian National Council on Drugs(オーストラリア国家薬物委員会)は、インドネシアが、中国に続く主要な薬物提供国だとしたと報じた。オーストラリア国家薬物委員会が作成した報告書によると、インドネシアの遠隔地にある海岸線地帯は、オーストラリアへの薬物の密輸を望む麻薬密輸者にとっては天国だとした。

アンデス山脈から入手したコカインはブラジルを経由して香港へ向かい、その後バリのデンパサールへ渡った後、オーストラリアへ持ち込まれるという。また、同報告書は、中国は、エクスタシーの錠剤一つに対する生産コストが6米セント(8豪セント)と格安なことから、アジア地域の新たな薬物提供国のリーダーとなりつつあるとしている。太平洋諸島諸国は、オーストラリアやそのほかの地域への麻薬密輸のための活動の中心拠点としてますますその規模を拡大している。

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