メルボルン 19日 -ビクトリア州では、早くもブッシュファイヤー(山火事)のシーズンが始まろうとしている。19日、同州内では、140件の火事が報告された。
Graham Fountain(グラハム・フォウンテイン)Country Fire Authority(CFA:地域消防局)副長官は、今年は山火事のシーズンが通常より6週間ほど早まっていると語り、雨不足によって土地が乾いていることが影響していると説明した。
19日に報告された火事の多くは、暑く長い山火事シーズンの夏に備えての焼き払いを行っていた際に、火が広がり火事へと進行してしまったもので、同副長官は、焼き払いを行う前に、安全な状態か、いざと言う時に必要なものはそろっているかなどをしっかりと確認するようにと忠告した。