シドニー 19日 - NSW州北部海岸地方のByron Bay(バイロンベイ)で17日(日)、髄膜炎に感染した生後4ヶ月の赤ちゃんが、発病し紫の斑点が皮膚に認められてから11時間後に死亡した。
Stella(ステラ)ちゃんの母親Hinay Jacobs(ヒネイ・ジェイコブ)さんは、「ステラは、いつもどおりニコニコしていて何もおかしいところは無かったわ。それが、急に午後になって熱を出し、吐き出したの。ただのカゼだと思っていたのに急に意識が無くなって、病院で意識回復を何度も試みたけど、その数時間後には死んでしまった。」と語った。
ステラちゃんの死によって、NSW州北部海岸地域健康局(NCAHS)は同地域での髄膜炎感染の警告を再発令した。髄膜炎に感染した患者の10%は死に至る可能性がある。病気に感染した場合、早めの治療が生死を分けるという。