メルボルン25日-地域ゴミ調査で、VIC州の道路沿いに捨てられているゴミの半分はドリンク缶やビンであることが判明し、このゴミ問題を解決するために、返金システムを導入することが提唱されている。
Australians for Refunds on Cans and Bottles (AFROCAB)が2005年8月から2006年6月の間に、VIC州の沿道と公共の場で109の調査を実施した。徒歩で実施された調査結果では、VIC州の非都市部の道路や高速道路で、1キロあたりに170個の飲料水容器が見つかり、車両による調査では、都市部外の沿道で、1キロあたりに42個の飲料水容器が見つかった。
調査報告書の著者であるPeter Cook(ピーター・クック)氏は、VIC州の沿道のゴミの50%は飲料水容器だとし、VIC州で飲料水容器に対するデポジット制度(ドリンク購入時に事前に徴収される飲料水容器に対する料金)が導入されれば、返金額は10セントとなるだろうとした。