Ray Cleary(レイ・クリアリー)牧師はキャンベラで開催されたアングリケア会議で25日、200万人近くの人が食糧、電力、ガスなどを確保できていないということは信じられない事実とし、鉱業の発展に伴う経済好況にもかかわらず、光熱費などの請求額を支払うことが困難なオーストラリア人の数が増加しているとした。
また、政府の福祉・労使改革に反対するアングリケアは、報告書の中で、「WorkChoices」や「Welfare to Work」と呼ばれる政府のプログラムは、毎週の予算のやりくりに苦しむ人々の解決策にはならないとし、むしろ、これらの政策が、弱い立場の人や家族に対すさらなる財政的圧力を生むことになるとした。