メルボルン14日-メルボルン南西部、Carrum Downs（カルム・ダウンズ）に住む57歳の男性が14日朝、23年前に謎の失踪を遂げていた妻の殺害容疑で起訴された。

13日、義理の息子が、男性宅の大型ゴミ箱から女性のものと見られる骨を発見。同日午後5時前、殺人課の刑事は、Fredrick William Boyle(フレドリック・ウィリアム・ボイル)容疑者をDandenong(ダンデノン）の職場で逮捕した。
1983年10月6日の早朝、ボイル容疑者の妻、Edwina(エドウィーナ）さんは家庭内のいざこざの後、失踪。警察も全く足取りをつかむことができず、5万ドルの懸賞金がかけられ、目撃情報が求められていた。ビクトリア州警察は、発見された骨は最初からゴミ箱に入れられていたわけではないと見ている。
ボイル容疑者の身柄は拘束され、月曜日にメルボルン下級裁判所に出廷予定。死亡の原因その他についてはまだ公表されていない。
5万ドルの懸賞金は未だ有効で、警察は被告の有罪判決につながる情報を広く求めている。