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エスニック店の看板は全て英語表記されるべき!?

シドニー22日ーシドニー内西部のMarrickville Council(マリックビル市議会)は、全ての店の看板の外国語表記を全て英語表記に変更することを検討している。

マリックビル市は移民人口が高く、エスニックレストランが多いことで有名。Victor Macri(ビクター・マクリ)市議会議長は、外国語のみで表記された店の看板は人種分離を促進するとした。

一方、NSW Community Relations Commission(NSW州コミュニティー関係委員会)の議長、Stepan Kerkyasharian(ステファン・カーキアシャリアン)氏は、スカイニュースの取材の中で「マリックビルは多様性に富む地域であり、言語の多種性も街の特徴の一つ。それは、海外出身者にとって帰属意識につながる大切なものであり、今回の動きは人種差別に近い」と反対の意向を示した。

マリックビル市議会の開発環境サービス委員会は、同案について来月再度協議を実施する予定。

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