メルボルン26日-ビクトリア州政府は26日、4300万ドルを掛けた交通安全政策の一環として、州内のYear10(10学年生:日本の高校1年生に相当)の学生に、常識ある自動車運転を指導するという発表をした。
Steve Bracks(スティーブ・ブラックス)ビクトリア州首相は、政府は、2007年までに交通事故死傷者数を20%減少させる計画を着実に実行していると述べた。現在、自動車運転教育を行っている公立学校は全体の僅か12%。 同州では、全ての公立学校に交通安全の教材を配布する予定。
このビクトリア州の交通安全政策には、学校での自動車運転教育の強化に加え、危険な交差点の改善計画に1500万ドル、訓練車の調達が困難な仮免許ドライバーへの援助費用として地方自治体に900万ドルの予算が割り当てられている。