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政府と軍隊間の緊張高まるフィジーに対し、渡航勧告発令

キャンベラ31日―オーストラリア人にとって最も人気ある旅行先フィジーに対し、豪政府は新たな渡航勧告を発令した。

DFAT(外務貿易省)が31日新たに発令したフィジーへの渡航勧告では、政府と軍隊間の緊張が高まる中、警告なしに国内の安全性が悪化する可能性があり、同地への旅行者は、動乱の起きる可能性のあるデモ行進、人の集まる所、また軍隊が集結している場所を避けるようにと述べられている。

Ratu Josefa Iloilo( ラタ・ジョゼファ・イロイロ)フィジー総裁は31日、Laisenia Qarase(ライセニア・カラセ)首相の助言にもとづいて、Frank Bainimarama(フランク・バイニマラマ)軍司令官を免職処分する決定を下した。同司令官は今月初め、カラセ首相を脅迫し、辞任を迫まったとされる。 軍隊幹部は、31日の総裁の決定を受理することを拒否し、カラセ首相の辞任を引き続き要求している。

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