シドニー1日-西シドニー大学の最新の調査結果によると、自宅の庭園に過剰に水をまくことで、毎日何千リッターという水が無駄遣いされている。
シドニー周辺の大小さまざまな大きさの庭を持つ50件の家を調査対象として行われた今回の調査では、水消費量が少ないと言われている小さな庭園の持ち主の方が、大きな庭園の所有者よりも1平方メートル当たり約4倍多い量の水を撒く傾向がある。一軒当たりの1日の平均水使用量は、屋外で392リットル、屋内が592リットル。
同報告書は、住民に対し正しい庭の灌漑の必要性を教育することによって、水使用量は更に節約できると指摘した。調査リーダーのBasant Maheshwari(バサント・マーシュワリ)准教授は、「ほとんどの人が、庭の植物にどれほど水が必要が正しく理解しておらず、平均して、庭の植物が必要とする水量の3倍の水が無駄に撒かれている」と語った。