シドニー8日-NSW州警察は、7日に飲酒運転で捕まったスクールバス運転手の男性が、飲酒運転で13回捕まった経歴があると発表した。
NSW州中西部にあるOrange(オレンジ)南部のCargo(カーゴ)で7日午後、バスに乗っていた2人の女性客が、同じくバスに乗っていた7人の子供達の安否を気遣ってバスを下車後、警察に通報した。警察は3時頃、このバスをCanowindra(カノウィンドラ)の近くで止め、50歳の運転手にアルコール検査を行ったところ、血中アルコール度0.265が検出された。NSW州の法律では、公共交通機関運転手の血中アルコール度は0.02が合法に運転出来る限度とされる。
同運転手の運転免許は停止され、重度の飲酒運転罪で告訴された。同被告は11月22日にCowra(カウラ)の地方裁判所へ出廷する予定。