メルボルン13日-Banking and Financial Services Ombudsman (BFSO:金融財政サービスオンブズマン)に寄せられたクレジットカードに関する苦情が過去一年で増加したことが明らかとなった。
13日に公開された2005年から2006年の年次報告書によると、クレジットカードに関する論争は5年連続で苦情内容のトップとなった。
オンブズマンのColin Neave(コリン・ニーブ)氏によると、昨年度にBFSOが受けた消費者からの電話報告件数は3万3559件にのぼり、前年度から3%以上増加した。ニーブ氏は、今年度の消費者金融に関する苦情が5%増加したことやクレジットカードの問題が依然として苦情の大部分を占めていることに対し懸念を示した。また、調査によると、消費者は返済が不可能なローンやクレジットカードに契約をしている場合があり、クレジットカードの返済に苦しむ消費者が増加しているという。