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ベットインした女性が性転換者だと知った男、激怒して暴力

メルボルン17日-女性とベットに入った後、性転換者だと知り、割れた花瓶の破片でその女性を刺した男の審問がメルボルンの裁判所で行われた。

Pakenham(パケナム)に住むClinton Dwayne McRae(クリントン・ドウェーン・マクレー)被告(28歳)は、ビクトリア州地方裁判所で17日、去る1月、意図的に女性に重傷を負わせた罪を認めた。

供述によれば、二人はSouthbank club(サウスバンク・クラブ)で出会い、マクレー被告は彼女を本物の女性だと信じていた。シティにある、41歳のその女性のマンションでベットイン。二人の親密度が高まりはじめた頃、女性はベットから飛び起きて、自分は性転換者だと告白。マクレー被告は女性を何度も殴り、髪をつかんで「この化け物!殺してやる!」と叫び、彼女は命乞いをし、ひざまずいて許しを請うた。女性が花瓶をつかんだところ、マクレー被告はそれを取り上げ、花瓶で彼女の頭を殴り、さらに割れた破片で刺した。その場から逃げた女性は、マクレー被告がマンションを出ていくまで身を隠した。Gabriele Cannon(ガブリエル・カノン)公訴官によれば、被害者の女性は胸、肩、胴に切り傷を負い、4日間入院したという。

マクレー被告の弁護士であるJohn Dickinson(ジョン・ディクソン)氏は、被告が女性の性転換を知ってそれについて何か言ったところ、女性の方から彼に暴力をふるい、その後の成り行きは自己防衛だったと述べた。マクレー被告は警察の尋問に対し、普通の男なら誰でもこの状況に怒りを感じるはずと答え、今後は精神カウンセリングを受けるつもりだと語ったという。

月曜日も引き続き審問が行われる予定。

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