シドニー18日-NSW州内の病院では、子供に電子ショック治療が施されており、また最新の統計でこの治療の実施件数が再び増えつつあることがわかった。
連邦政府の統計によれば、Electro Convulsive Therapy(ECT:電気痙攣療法)の使用はこの10年間で二倍に増えているという。1994年から95年のブレイン・ショックの実施は2093件だったのが、2005年から今年にかけては5291件。また、5歳から16歳までの子供に対して16件のECTが行われていたことも明らかとなった。
WA州が12歳以下へのECTを禁止する動きを受け、NSW州政府も規制を検討している。NSW州保健部のスポークスウーマンは、ここ数年、州内で12歳以下へのECTは実施報告は受けていないと発表した。