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ほうれん草が、皮膚ガンの再発防止に効果的

シドニー1日-クイーンズランド州の科学者による最新の研究によると、皮膚ガンの生存者は、緑葉野菜を大量に摂取することで、ガン再発の危険性を半減することが出来る。

Queensland Institute of Medical Research(クイーンズランド医学研究機関)が健康的な食生活が皮膚ガンに及ぼす影響に関して行った研究では、ほうれん草やフダンソウの摂取が、皮膚ガンの発生率を減少させることに貢献し、特に皮膚ガン患者だった人がガン再発の危険性を低減させる効果があることが発見された。

同機関のJolieke van der Pols(ジョリーク・バン・デル・ポリス)博士は、緑葉野菜は、葉酸、ビタミンA,C,E, カロチノイドルテイン、ゼアキサンチンなどを多く含み、これらの物質は皮膚の紫外線によるダメージに対する自然抵抗力を高める効果があると語った。過去に皮膚ガンを経験した人が、緑葉野菜の摂取を増やした場合、皮膚ガンの再発率は55%まで減少させることが可能だという。

国内では、毎年新たにガンと診断される患者中80%が皮膚ガンで、毎年1300人以上が皮膚ガンによって死亡している。

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