パース7日-オーストラリア統計局(ABS)が7日発表した人口統計報告書によると、2005-2006年度の人口増加率は、過去5年間で最高の1.3%の伸びを記録した。今年6月30日付けのオーストラリアの人口は2060万人。
最も人口増加率の高かった州は西オーストラリア州で2.0%(39,900人増加)、続いてクイーンズランド州の1.9%。クイーンズランド州は人口増加数では最多の76,400人を記録した。
人口増加数の計算には3つの要因が関係し、これらには出生数と死亡数の差から計算される自然増加数、海外からの移民、そして他州からの移住者が含まれる。
2005-2006年度の海外からの移民数は134,600人で、最も多くの移民者が移住したのがNSW州(42,200人)、続いてビクトリア州の38,600人。
この一年間で、264,000人以上の赤ちゃんが産まれ、133,000人以上が死亡した。自然人口増加数は131,200人。出生率は、女性一人当たり1.83人と1994-1995年度以来の高い数値を記録した。