シドニー11日-連邦政府が市民権取得のための新テストを導入したことから、今後移民は英語能力テストとオーストラリアの社会的知識に関する理解テストを受けることになる。
ジョン・ハワード首相は11日、このテストは、オーストラリアに4年滞在している市民権取得を希望する全ての移民に適用されるとした。また、同首相は、オーストラリアの社会的知識を問う問題は差別的な内容ではなく、ごく一般的なものだとし、他国で実施されている市民権取得テストの形態と類似していると語った。
新規定のもと、市民権取得を目指す移民は、オンライン上でテストを受けることになる。テストでは、宗教の自由、男女平等、法律の順守、個人の自由の尊重などを含むオーストラリアの社会的価値観を認識、および理解しているという内容の記述に署名することが求められる。
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