シドニー12日-12月度の消費者報告書によると、オーストラリア人の今年のクリスマスプレゼントの購入数は、昨年の11個から10個へと減少する見込み。一方、プレゼントにかける予算は平均857ドルと、昨年から63ドル増し。プレゼント1個当たりの価格は86ドルで、昨年の72ドルから上昇した。

報告書の著者、Christena Singh（クリスティーナ・シング）氏は、「人々はおもちゃやＩＴ商品にお金を費やしており、これらの商品は高額」と語った。プレゼントにかける費用が最も高額だったのはＮＴ準州で、平均988ドル。一方、最も低額だったのはオーストラリア連邦首都特別区で平均677ドル。

オーストラリア国民のクリスマスの願い事リストのトップは休暇で、その割合は回答者の５％。本、現金、ジュエリー、車などがその後に続き、それぞれ回答者の４％を占めた。購入予定のプレゼントの内訳は、洋服が３２％、おもちゃが３１％、ＣＤ、ＤＶＤ、ビデオが２１％だった。

今年のクリスマスは、10人中4人が教会のサービスに出席すると答えた。また、10人中8人がクリスマスの食事は家で予定していると答えており、人々にとってクリスマスが依然として家族との関わりを意味していることが分かる。今回の報告書は10月31日から11月21日の期間で1500人を対象にインタビューをした結果に基づいている。