シドニー31日-1998年から2004年の間に動物と人間による噛み傷を分析した結果、10件中1件(9%)が人間による噛み傷だったことが判明した。
犬による噛み傷が80%を占め、一方猫による噛み傷はわずか7%。他には馬、ねずみ、ポッサム、ウサギなどの噛み傷が認められた。Medical Journal of Australia(オーストラリア・メディアカル・ジャーナル)に掲載された同調査で、犬による噛み傷が確認された主要部位は手や顔、一方猫は手や腕だったことが分かった。猫に噛まれた被害者のほとんどが女性で、人間に噛まれた被害者の3分の2が成人男性だった。人間による噛み傷が認められた主要部位は手、腕、顔など。しかし、Royal Melbourne Hospital (ロイヤル・メルボルン病院)の研究者によると、けがの9%がそのほかの部位で認められた。噛み傷を負う時期は夏季の週末が多いという。