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2才の女児、猛暑の車中で死亡

メルボルン3日-メルボルンが最高気温32度の猛暑に見舞われた3日、メルボルン西部Truganina(トルガニラ)の住宅で、駐車中の車に閉じ込められた2歳の女児が死亡した。

女児は、両親の気付かない間に駐車中の車に乗り込んだものと見られ、家族は女児の行方を捜していたところ、母親が猛暑の車中に女児を発見した。

午後2時25分に救急車が呼ばれたが、車が到着した時には女児は心拍停止を起こしており、Sunshine(サンシャイン)病院に運ばれるまでの一時間弱蘇生処置が続けられたが、3時50分に心拍停止で死亡が確認された。

病院へ同行した女児の母親は、大きなショックを受けており、病院で精神的なサポートを受けている。

MAS(都市部救急サービス)スポークスマンのJames Howe(ジェームス・ホウ)氏によれば、暑い日の車中は数分以内に死の危険に至る高温状態になるという。

数年前に行われた調査によると、外気温20度の日に、全ての窓を閉め冷房を止めた状態の車中に温度計を設置して温度上昇度を調べた結果、わずか20分以内に車中温度が20度から60度に上昇した。

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