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川への水流入量激減に、政府が懸念を表明

アデレード4日-Kevin Foley(ケビン・フォレイ)南オーストラリア州代理首相は、先月12月のMurray(マレー)河川系への月間水流入量が、今まで記録されている月間最低量を更新したと発表した。
 
マレー河川系の管理を行っているRiver Murray Water(リバー・マレー・ウォーター)によると、月間平均流入量312ギガリットルに対し、先月記録された水流入量はわずか34ギガリットル。

フォレイ代理首相は、干ばつ問題が続く今月1月の流入量は、12月の記録をさらに下回るものと予測されていると述べ、「(この問題は、)深刻な問題だ。オーストラリアは非常に深刻な危機に面している。今までに河川系への水流入量がこれほど減少したことはない」と大きな懸念を表明した。

リバー・マレー・ウォーター代表のDavid Dreverman(デイビット・ドレバーマン)氏によると、先月の水流入量は1892年に計測が始まって以来の最低値。それまでの記録は1983年1月の52ギガリットル。

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