シドニー5日-シドニー湾で5日朝7時頃、フェリーと小型釣り船が衝突し、釣り船に乗っていた男性が足を切断する重傷を負い、現在も危険な状態が続いている。
リバーキャットフェリーのDawn Fraser(ドーン・フレイザー)号と、60歳代の父親と30歳代の息子が乗るアルミニウム製小型釣り船が、シドニー湾のLuna Park(ルナ・パーク遊園地)近くで衝突し、男性二人は海に投げ出された。
Drummoyne(ドュラモ-ン)行きの他のフェリーの乗員が水中の男性に気付き救助。救急車が待機するWalsh(ウォルシュ)湾へ向かう間、フェリーの乗員によって応急処置が施こされた。
父親の男性は、足に負った重傷の激しい痛みから心臓発作を併発し、St Vincent(聖ビンセント)病院へ運ばれた後、右足切断手術を受け、危険な状態が続いている。
負傷し大量の海水を飲み込んだ息子も聖ビンセント病院へ運ばれ治療を受け、現在安定した状態だという。
衝突したフェリーは、事故当時乗客は乗っておらず、Circular Quay(サーキュラキー)へと向かっていた。
ドーン・フレイザー号の船長は、警察の通常の捜査手順にのっとり麻薬・酒気検査を受ける模様。
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