ブリスベン7日-QLD州警察では、警官の帽子に頭部装着型小型カメラを試験的に装着することが決まり、サイエンスフィクションのロボコップさながらの警官が登場することになる。
小型カメラの試験的実施は全国で初めて。ブリスベンCBDとFortitude Valley(フォーティチュードバリー)地域の警官は、同州の酒類法を強化する目的で同技術を使用する。治安部隊20人のうちの警官2人が、4500ドル相当の小型カメラを帽子に装着し、CBDとフォーティチュードバリーエリアのナイトクラブで証拠収集にあたる。警官によって撮影された映像に、従業員が酒に酔った客に酒類を提供している場面が映っていた場合、今後従業員の対応に改善が見られない限り、店の経営者はライセンスを失うことになる。
警察は、頭部装着型カメラの効力は明らかではあるが、試験実施以上にカメラの使用を拡大する計画はないとした。