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アデレードのアボリジニ若者ギャング集団、一連の犯罪に関与

アデレード8日-警察は、3年間にわたりアデレード州民を恐怖に陥れている若者ギャング集団による事件が8日発生したと発表した。

Gary Burns(ギャリー・バーンズ)SA州警察署長は、マシェティーで武装した男4人と女1人のグループが8日午前3時20分ごろ、アデレード北部のRidleyton(ライドリトン)の家に押し入り、車2台、現金、コンピューター、携帯電話を盗んだ。

バーンズ署長は、同日午前7時30分ごろ盗難車の1台を北部郊外で発見したが、犯人がパトカーに向かってハンマーを投げつけた上猛スピードで逃走したことから、追跡が中止されたとした。また、午前8時ごろ、赤信号を無視し猛スピードで走行していたもう1台の盗難車がタクシーに追突し、タクシー運転手(50代)が重傷を負った。盗難車に乗用していたグループは現場から逃走。その後17歳の男が逮捕された。

この日発生した一連の事件に関与したとされる5人はアボリジニの若者グループ46人のうちのメンバーとみられている。ギャングは一連の武装強盗事件、ラムレイド事件、窃盗事件にも関与しているとされる。ほとんどのメンバーが血縁関係や友人関係で繋がっており、犯罪の常習者である。

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