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ハワード首相、米国のイラク駐軍増強政策を支持

シドニー11日-ジョン・ハワード首相は、ジョージ・ブッシュ米大統領がさらに21,500人の兵士をイラクへ派遣する計画を含む新たなイラク政策の演説をテレビ放映を通して行ったすぐ後、報道陣に対し「豪政府は、ブッシュ大統領の新たな政策を支持する」と語った。

ハワード首相は大統領の演説を、「とても分かり易い、落ち着いた、何よりも現実味を持った演説だった。ブッシュ大統領はイラク紛争解決の困難さを決して軽んじてはおらず、今までに彼が幾つかの過ちを犯したことを認め、何が本当に問題なのかをとてもはっきりと明示した」と評価し、「もしここで連合軍がイラクを撤退すれば、テロリストとの戦いに勝つことが非常に困難になる。撤退すればテロリストの勝利となるが、もし残ればこの戦いに勝利する可能性が大きくなる」と続けた。

オーストラリアのイラク政策への影響に関して同首相は、「ブッシュ大統領の新イラク政策は豪イラク駐在軍に直接的な影響は与えない。豪駐在軍を増強する計画を完全に否定はしないが、現時点ではその必要性は見られない」と述べた。

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