シドニー13日-シドニー西部郊外のブッシュで13日、16歳の少年が世界で最も危険な毒蛇として知られるEastern Brown Snake(イースタン・ブラウン・スネーク)に指を噛まれ現在重傷。
救急サービススポークスマンは、ブッシュからクリケットの試合場までよろめきながら歩いてきた少年はその場で心臓発作を起こし意識を失って倒れたと話した。少年はヘビに噛まれた後、炎天下の中救助を求めて友人とさまよい歩いていたとされ、これが原因で毒が体中に回ったと考えられる。目撃者の証言によると、少年は口から泡を吹き、歯茎からは出血が認められたという。現在Westmead Hospital(ウェストミッド病院)で治療を受けている少年の容態は依然として危険な状態。
イースタン・ブラウン・スネークはオーストラリアの東海岸に生息するヘビで、世界で最も危険な両生類とされている。動きが非常に機敏で攻撃的な点が特徴。