メルボルン15日―VIC州政府は水危機の問題に取り組むため、メルボルン南東部で新しく建設される4万世帯にリサイクル水の接続を義務付ける予定。
今後25年間にわたってCranbourne(クランボルン)地域の6つの地区で建設が予定されている家は、リサイクル水用に新たにパイプシステムを取付ける必要がある。リサイクル水は庭やトイレの洗浄に使用され、これにより毎年40億リットルの飲料水が節約できるという。
15日、この計画を発表したJohn Thwaites(ジョン・スウェイツ)水道相によると、新パイプシステムの取付け費用は1世帯あたり約5000ドル。また、リサイクル水は飲料水よりも安価で販売され、家に取付けられた紫色のパイプとホースを通じて利用することができる。スウェイツ水道相は、同様のリサイクルプロジェクトがBendigo(ベンディゴ)、Ballarat(バララット)、Geelong(ギーロング)で実施される計画があると話した。