シドニー19日-NRMAの発表によると、石油会社らは消費監視委員会の警告に耳を傾けガソリン価格を下げたようだ。
オーストラリア競合・消費者委員会(ACCC)は今週、国内のガソリン価格のベンチマークとされているシンガポールの無鉛ガソリン価格が国内より5%から10%低いことを指摘し、国内のガソリン小売業者に7日間以内にガソリン価格を下げるようにと警告した。
Alan Evans(アラン・エバンス)NRMA代表は、シドニー周辺でのガソリン価格は平均して1リッター当たり1.09ドルにさがり、18日には市内で1.04ドルが記録されたと発表し、「今日のガソリン価格低下は、消費者の大きな勝利を示すもの」と語った。
エバンス代表は、今後石油会社が不当なガソリン価格を提示してきた場合には、NRMAは石油会社に警告を与えるつもりだと述べた。