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渦中のアルヒラリ氏 イエマNSW州首相と選挙で対決か

シドニー20日-論議を呼んだイスラム教法学者のSheikh Taj el-Din al-Hilaly(シーク・タジ・アルディン・アルヒラリ)氏が、3月24日の州選挙でLakemba(ラケンバ)のモリス・イエマNSW州首相の議席を狙い選挙に立候補することを検討している。

また、アルヒラリ氏は、Bankstown(バンクスタウン)とAuburn(オーバーン)地区の労働党議席の獲得に向けイスラム系の候補者2人の出馬を承認する予定。アルヒラリ氏は、推薦する予定の候補者の名前を公表しておらず、また自身の意向についても確認していない。しかし、スポークスマンは、同氏がイエマ州首相との対戦を検討していることを確認。同氏の擁護者Keysar Trad(キーサー・トラッド)氏は、「今こそNSW州の政治に改革が必要。モリス・イエマ氏は、施設やサービス不足に不満を抱くラケンバ地区の有権者の票獲得にジレンマを感じることになる」と語った。

一方、イエマNSW州首相は、「イスラム教徒を含む有権者たちの大部分が私の考えを支持してくれており、自信がある。アルヒラリ氏との対戦を楽しみにしている」と意気込みを語った。

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