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地球の気候変化問題への対処、オーストラリアは10年間を無駄にしてしまった

シドニー25日-オーストラリア・オブ・ザ・イヤーに選ばれたTim Flannery(ティム・フラネリー)博士は25日夜のABCテレビ局とのインタビューで、ハワード政権が京都議定書に調印しなかったことで、地球の温暖化問題にとって非常に重大な時間を無駄にしてしまったと語った。

フラネリー博士は、「オーストラリアは人類が地球の気候問題に対処する時間を無駄にしてしまった。ここでは時間が決定的な要素だ。地球温暖化問題は人類史上最大の課題」と語った。

同博士は、これからの12ヶ月間に、オーストラリア政府に気候変化問題に対する政策を早急に他諸国と合わせていってもらいたいと語り、「少なくとも10年間を無駄にして来てしまった。遅れを取り戻す為に、今からはるかに大きな努力をしなければならない。気候変動問題と取り組むのに残された時間はわずかだ。」と危機感を表明した。

オーストラリアは1人当たりの大気汚染量が世界最大で、また1人当たりのエネルギー消費量も世界最大だという。

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