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NSW州立大学解剖学科で遺体の不適切な取り扱い

シドニー6日-John Hatzistergos(ジョン・ハチスタゴス)NSW州保健相は、シドニーのニューサウスウェールズ州立大学の解剖学科に提供された遺体が不適切に取り扱われていたことから、現在警察による調査が実施されているとした。

11月の監査で、同大学の解剖学科の遺体のラベルや保管方法に問題が見つかり、大学は解剖学クラスを実施する免許を剥奪されていた。その後、同学科では遺体のさまざまな部位が性的目的のために不適切に使用され、またそれらが棺の中に積み重ねられて保管されていたなどの問題が発覚した。

Denis Wakefield(デニス・ウェイクフィールド)ニューサウスウェールズ州大学医療科学部長は、胸部、膣などが「不適切で下劣な目的」のために使用されていたとした。ハチスターゴス保健相はAAPに対し、「非常に遺憾な事態。人々の理解のもとに提供された遺体は、医師の訓練や医学研究の進歩において大きな役割を果たしている。遺体を提供してくださったご家族には、遺体が威厳と尊厳をもって適切に取り扱われているかを知る権利がある」と語った。

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