シドニー9日-NSW州北部Woolgoolga(ウールグールガ)のRaj Mahal(ラージマハ-ル)インド文化センターで、火曜日の午後、何者かによってセンター内の貴重な文化物が破壊された。
犯行は計画的なものとみられ、破壊された文化物の中には25年の歳月をかけて集められた500年前の写本、インドの絵画、楽器、銅像、1980年代にインドから45000ドルで購入された大理石で造られたTaj Mahal(タージマハール)の複製などが含まれる。
事件で盗まれたものは200年前の王剣だけで、センターの所有者Salinder Singh Salindera(サリンダー・シング・サリンデラ)氏は、犯行は計画的な破壊行為であると確信している。
ウールグールガは住民の3分の1に当たる15,000人がインド出身で、多くのシク教徒が住んでいる。
サリンデラ氏は、ウールグールガには15,000人のインド系住民がいるが、街中で人種間の緊張は低く、人種差別が今回の犯行の原因とは思わないと語った。
警察は事件の翌日に現場で指紋などの証拠収集を行い、現在事件を捜査中。
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