シドニー10日ージョン・ハワード首相は、今年の連邦議会選挙の有権者の関心事項は気候変動よりむしろ干ばつと水不足であるとした。
ハワード首相はSun-Herald(サンヘラルド)紙に対し、経済の繁栄、安全保障、環境問題など国内の問題への対応が選挙の勝敗を分けると語った
首相は、「水問題は豪国家が抱える大きな環境問題。今後予想できる未来に向けて、水問題にいかに対処していくかは我々の力にかかっている」と語った。同首相は、この世論の動きはハワード政権にとって追い風とも逆風ともなると選挙の苦戦を予想する一方、自身の政権への変わらぬ信頼に選挙への意気込みを新たにした。