シドニー17日-NSW州政府が発表した1月のデータによると、NSW州内で干ばつまたは干ばつの瀬戸際に立たされている地域の割合は、昨年12月から3%増加の98%だという。干ばつ地域と指定されたのは96.3%で、干ばつの瀬戸際に立たされている地域は1.7%となっている。
州内のわずか2%に当たるNSW州北部Grafton(グラフトン)とLismore(リズモア)地域のみが干ばつの影響を受けていないとされる。
Ian Macdonald(イアン・マクドナルド)第一次産業相は、1月以来の降雨量が干ばつの被害に大きな変化を与えることはないだろうと語り、「これからの数週間に100ミリメートル以上の大雨がどうしても必要だ」と深刻な現状を訴えた。
NSW州内の貯水量レベルは1月末で、12月から5.7%減のわずか14.7%となっている。
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