ブリスベン17日-クイーンズランド州政府は、州内の労働者不足問題を緩和するために、雇用者団体や組合に熟年労働者の採用を呼びかける600万ドルをかけた3年間計画を開始した。
John Mickel(ジョン・ミッケル)クイーンズランド州雇用相は、「労働の主要な供給源として熟年労働者の重要性が高まっているにも関らず、熟年労働者に対する否定的な考えが残っている。今回のキャンペーンでは、社会に残る熟年労働者に対する否定的なイメージを吹き払い、熟年労働者を採用し、再訓練し、雇用しつづける利点に焦点をあてていきたい」と語った。
ミッケル相は、今後10年間で45歳以上の熟年労働者が労働者市場拡大の80%を占めるようになるだろうと予測している。