メルボルン22日-この一週間でビクトリア州内の自然公園や公共の森林区で発生した200件以上に及ぶ火事は、ほぼ全てが落雷によって引き起こされたものだという。
資源持続・環境局(DSE)のビクトリア州担当官Richard Alder(リチャード・アルダー)氏は、先週の水曜日以来、DSE消防隊員は213件の火事の消火作業に当たったと語り、これらの火事はほとんど雨の降らない状況下での落雷によって引き起こされていると説明した。22日には、12件をのぞいて全ての火事は封じ込められたか鎮められており、残りの火事による建物や農場などへの被害はないと見られている。
今年のブッシュファイヤーシーズンには、すでにDSE消防隊が消火作業に当たった分だけでも901件の火事が記録されており、これは同時期の30年間の平均火事件数453件よりはるかに多くなっている。雷は今後3-4日は続くものと見られ、落雷によるさらなる火事の発生が予測されている。
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