キャンベラ25日ーKevin Rudd(ケビン・ラッド)労働党党首は、放送・雑誌ジャーナリストとして30年以上の経験を持つMaxine McKew(マクシン・マクキュー)氏が今年の連邦議会選挙の候補者として労働党から出馬することを認めた。出馬する選挙区については未確定だが、Bennelong(ベネロング)から出馬するジョン・ハワード首相と対決する可能性がある。
マクキュー氏は昨年、30年間勤めたABC放送を退社。先月、ラッド労働党党首が主催するキャンペーンに特別アドバイザーとして参加した。シドニー北部は自由党がこれまで確実に議席を確保してきた地区。しかし、昨年の地域再区分によって、ハワード首相は接戦を強いられた。
マクキュー氏は、ラッド労働党党首の聡明さに感銘を受け、ラッド氏と仕事をすることに興味を持ったと語った。