ブリスベン25日ー今週末荒れ模様となったゴールドコーストのビーチでは、24日に男性(18歳)が波に流され行方不明となり、そのほか70人以上が救助された。
ライフセーバーのパトロール終了後1時間以上が経った午後7時ごろ、サーファーズパラダイスのQ1タワー前で、ブリスベン在住の男性(18歳)が波に襲われ行方不明となった。男性の友人は何とか自力で岸までたどり着くことができた。その後友人はGold Coast Hospital(ゴールドコースト病院)で治療を受けた。
警察、Surf Life Saving Queensland(SLSQ:サーフ・ライフ・セイビング・クイーンズランド)のボランティア、CareFlight(ケアフライト)ヘリコプターによる大規模な捜索活動が実施されたが、男性の発見には至っていない。捜索は26日早朝に再開される予定。28日の波の状況はさらに悪化することが予想されている。SLSQのKevin Dunn(ケビン・ダン)会長は、「この2週間の激しい波の影響で、ゴールドコーストのビーチをパトロールするライフセイバーは救助活動に追われていた。過去6ヶ月間で最も忙しい。」と語った。また、同会長は海水浴客に対し、2本の旗の間の中だけで海水浴を楽しむよう警告を発した。