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子供の虫歯予防 「ペットボトル水にフッ素化合物の添加」要求 消費者団体

メルボルン27日ーFairfax(フェアファックス)紙は27日、健康・消費・産業グループがFood Standards Australia New Zealand(オーストラリア・ニュージーランド食品規格)に対し、ペットボトル水へのフッ素化合物添加の規制を廃止するように求めた。この要求は、Australian Research Centre for Population Oral Health(豪口腔保健リサーチセンター)が昨年実施した調査で、14歳から15歳の子供に永続的な虫歯が発見された割合が2002年以来70%以上に膨れ上がったことに基づいている。現在5人に1人の子供が最低1つの充てん物を入れていることが分かっている。

消費者団体のChoice(チョイス)は、ペットボトル水にフッ素化合物を添加することで、虫歯の拡大を予防することができると考えている。チョイスのスポークスウーマンIndira Naidoo(インディラ・ナイドー)氏は、「消費者は、フッ素化合物が含まれているペットボトル水と含まれていないペットボトル水を選択する権利を与えられるべき。製造会社にはフッ素化合物の添加の有無を明確に表示してもらいたい」と語った。

また、Australian Dental Association(豪歯科協会)の会長、Tony Gentile(トニー・ジェンティル)氏は、「我々はフッ素化合物が添加されていないペットボトル水の消費量が増加していることを以前より懸念してきた。これが子供の虫歯発生率の上昇の一因となっている可能性がある。」と話した。一方、Fluoridation Federation of Australia(豪フッ素連合)会長のGlen Walker(グレン・ウォーカー)氏は、フッ素化合物の安全性や、虫歯予防の効果に関しては科学的裏づけは存在しないと語った。

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