シドニー3日-シドニーで3日開催される第29回Sydney Gay and Lesbian Mardi Gras Parade(シドニー・ゲイとレズビアンのマルディグラパレード)の先頭山車には、Mother Nature(母なる自然)がよぼよぼの老婆と美しいお姫様の2つの姿に権化して登場する。
老婆とお姫様は、滅び行く悲壮な世界と色鮮やかな希望に満ちた世界を象徴する2つの半球に分けられた地球の上に座り、その下では人々がはしゃぎまわりながら行進していくという。パレードのクリエイティブディレクターGraeme Browing(グラハム・ブラウニング)氏は、先頭山車によって訴えようとしていることは、オーストラリア国内のゲイとレズビアンの人々が経験していることだと語り、「ゲイとレズビアンの人々は今でもまだ同性愛嫌悪や偏見によって嫌な思いをしている」と訴えた。
昨年より25%増の7,500人が参加予定のパレードは、今夜7時45分にシドニー市内中心部のElizabeth(エリザベス)通りとLiverpool(リバープール)通りの交差する角からスタートし、ゲイ通りとして有名なOxford(オクスフォード)とFlinders(フリンダー)通りを行進する。道路の閉鎖午後5時から行われ、パレードと進行して行われていく予定。見物者は公共の交通機関を使用して、早めに市内に到着するようにと警告が出されている。
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