シドニー3日―John Hatzistergos(ジョン・ハチスターゴス)保健相は、報告書によるとNSW州の出生率が2004年から2005年の間で6%上昇しているとし、同州ではベイビーブームが到来していると語った。
報告書「NSW Mother and Babies 2005(NSW州母子2005)」によると、出生数は2001年の8万5858人から2005年の9万610人に増加。出生率に最も大幅な増加がみられた年齢層は35歳以上の女性で、2001年の18.1%から2005年の20.1%に上昇した。2001年から2005年で母親の平均年齢が29.9歳から30.4歳へ上昇。帝王切開による出生件数も2001年から2005年で23.6%から28.1%への上昇をみせている。
ハチスターゴス保健相は、「出産の時期が30代半ばから後半へ遅れることで、合併症の発症リスクや帝王切開の可能性が高くなる。」と語った。