シドニー21日-NSW州警察は、シドニー東部で発生したATM機盗難事件で、機械の対盗難システムが作動しATM機内の紙幣に紫色の染みが付けられたことから、紫色の染み付き紙幣の行方を追っている。ATM機が盗まれる最中に、この安全システムが作動したのは国内で初めてだという。
警察の発表によると、Bondi Junction(ボンダイジャンクション)のTiffany Plaza(ティファニープラザ)に21日午前3時30分頃、三菱の白いバンと赤いパジェロに乗った男5人が侵入し、ATM機を取り外してバンに載せ逃げ去ったという。最後にNewLand(ニューランド)通りを北に向かって走るパジェロが目撃されている。
2005年に設置された対ATM機盗難システムが作動したために、このATM内の紙幣は消すことの出来ない紫色のインクで染められている。紫色の紙幣を見た人、または事件の情報を持つ人はWaverley(ウェイバリー)警察署9369-9899へ、またはクライムストッパー1-800-333-000へ電話で通報を。
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