シドニー27日-27日午前11時過ぎに、シドニー南部Kogarah(コガラ)のRailway Parade(レイルウェイ・パレード)で、コントロールを失った赤いトヨタ・エコーがバス停でバスを待つ人の列に突っ込み、若い女性一人が死亡、2人の乳児を含む少なくとも11名が負傷した。
目撃者によると、赤い車は縁石に乗り上げ人の行列に突っ込み、バス停の標識をなぎ倒して何メートルか走って止まり、車から降りてきた42歳の女性運転手は、狼狽して叫び声を上げていたという。
生後6ヶ月のStefan(ステファン)君は、乳母車に安全ベルトを締めて乗ったまま空中に1m以上も投げ出されてかき傷を負い、ステファン君の従弟のMarko(マルコ)君(1才半)は重傷を負った。マルコ君の母親Vanya(バンヤ)さん(30才)は、車の下で数メートル引きずられたという。
重傷を負ったNSW州中央西部Orange(オレンジ)在住の女性(20才)は、聖ジョージ病院へ運ばれ胸部と内臓損傷の緊急手術を受けたが死亡した。 事故を起こした女性運転手は、警察に付き添われ病院で事故による精神的ショックの治療を受けているという。