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NSW州の穀物貯蔵庫 爆発の恐れで1500人が避難

シドニー13日ーNSW州南部のTemora(テモラ)で、穀物貯蔵庫に爆発の恐れがあるとして1500人の住民が避難した。

NSW州消防隊は13日午後1時半ごろ、27棟ある貯蔵庫の1つの庫内の温度が急上昇しているとの通報を受けた。貯蔵されていたキャノーラが90度の熱さになっており、消防隊は200トンの貯蔵庫の周囲800メートルを立ち入り禁止区域に設定。警戒のため、住民1500人がタモラタウンホールに避難。現場には測定器が置かれ、貯蔵庫の温度を下げるために放水が行われた。

隊員は6時間以上かけ、貯蔵庫内部の温度を管理可能な20度にまで下げ、午後8時半前、避難解除となった。消防隊は一晩中監視を続ける見込み。

管理者のTom Cooper(トム・クーパー)氏によれば、穀物貯蔵庫の温度上昇は珍しくないという。1月にもNSW州南部のCootamundra(クータムンドラ)の穀物貯蔵庫に爆発の恐れがあるとして、1500人が2日間にわたって避難してた。

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