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タクシー運転手を装って連続強姦 懲役18年の判決

アデレード13日ータクシー運転手と見せかけて女性をおびき寄せていた連続強姦魔に懲役18年が言い渡された。

2003年12月から2004年の11月にかけて、3人の女性に対する6度の強姦容疑に問われていたAndrew Timothy Agius(アンドリュー・ティモシー・アギウス)被告(36)は、南オーストラリア地裁で13日に判決を受けた。

アギウス被告はアデレード市内で女性達に近づき、車に連れ込んだ。そのうちの2件では、タクシーの運転手を偽っていた。人目につかない場所に車を走らせ、車内に閉じ込めて何度も強姦した上、被害者女性に性行為を強要した。

女性達には金を払ったので、彼女らは売春婦だったという被告の主張はでっちあげであるとして却下され、陪審は2月、2児の父親である被告に有罪の評決を下した。

Wayne Chivell(ウェイン・チィヴェル)裁判官は、一連の犯行は残忍で下劣なやり方で10ヵ月以上に渡って行われたこと、被害者女性らが売春婦だったという供述は彼女らを侮辱するものであると述べた。

3人の被害者女性のうち2人は20代、1人は30代。それぞれがこの事件によって深刻な被害を受けたと訴えている。

アギウス被告は、犯した罪に対する反省や後悔を全く見せておらず、減刑を受けなかった。また、12年間は仮釈放も認められない。

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